コントロールが悪い方必見。見直したいスローイングの基本

「子どもとのキャッチボールで正しい投げ方が教えられない」
「スローイングの基本を子どもに教えたい」
「コントロールが悪いからアドバイスしてあげたい」

この記事はそんな方に向けて書いています。

こんにちは。
社会人野球セガサミー野球部出身の大久保泰成です。
今日は、野球の基本中の基本、「キャッチボール」での正しい投げ方（スローイング）についてお話していきます。
キャッチボールを始めた頃の投げ方は、体に染みつきやすいので、正しい投球フォームをお子様に教えてあげたいですね！

子どもは自然に親の投げ方を真似る
スローイングの基本
最後に

子どもは親の投げ方を自然に真似る

キャッチボールの初めての相手は、お父さん、お母さん、お兄ちゃんなど家族ですよね。
お父さんからしてみたら、キャッチボールを子どもとやれる幸せは、たまらないと思います。
ただ、正しいキャッチボール（投げ方）で考えると、良いことばかりではありません。。

5歳～11歳くらいの子どもは、真似る能力が高いといわれています。
※詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

体を上手く動かす能力は5歳～11歳で決まる

キャッチボールの相手が野球をやったことのないお父さんとだったらどうでしょうか。
子どもは、お父さんの投げ方そっくりになります。これはほぼ間違いありません。

子どもに変な投げ方を覚えさせ、ケガや実力が伸びなくなってしまうことがないように、
お父さん、お母さんも、正しい投球フォームを覚えて、子どもとキャッチボールできるようにしてください(^^)/

キャッチボールの基本

キャッチボールの基本をご紹介していきます。
自分の意識ですぐに改善できるので、ぜひ取り入れてください。

① 軸足を投げる方向に直角に向ける。
② 足を上げてから投げること
③ グローブは相手の方にまっすぐだしてあげる
④ 踏み出す足は、まっすぐ
⑤ 投げ終わりにグローブは胸にもってくる

一つずつ簡単に説明していきます。

① 軸足のつま先を投げる方向に直角に向ける。

軸足（右投げなら右足）のつま先の向きを投げる方向に対して、直角に向けてください。

良くない例

軸足が投げる方向に対して直角に向いていないと、この後の投球動作に影響を及ぼします。
多いのは、軸足のつま先が外に開いてしまっているケースです。
軸足のつま先が外に開いてると、インステップしやすなります。

インステップは肩を痛める原因につながるので、軸足の向きは投げる前に毎回チェックしましょう。

② 足を上げてから投げること

足を上げてから軸足一本で立ってから投げてください。
当たり前のことですが、できてない人が多いです。
軸足一本で立つときに、軸足の膝が外側や内側に流れないように気をつけましょう。

③ グローブは相手にまっすぐ向ける

グローブは相手の胸に向けてまっすぐ出してください。

開いたり、入れすぎたりするとコントロールが安定しません。
グローブを上げる高さは、肩の高さぐらいが理想です。
低すぎたり、高すぎたりすると、ギッタンバッタンしてしまい、高低のコントロールがつきません。

④ 踏みだす足はまっすぐ

踏み出す足（右投げなら左足）は、まっすぐ踏み出すようにしましょう。

土のグランドだったら、投げる方向に対して、Ｔ字の線を書いてみましょう。
この線を意識して投げると、コントロールが安定します。

⑤ 投げ終わりにグローブは胸にもってくる

ボールを投げた後のグローブはどこにいっているでしょうか。

グローブを持っている腕の使い方は、球速・コントールをよくするために大きなウエイトをしめています。
投げる方向に対して、まっすぐ向けてあげたグローブは、投げ終わりに自分の胸に持ってくるようにしましょう。

多い間違いは、グローブを背中側に持っていってしまうミスです。
背中側に持っていってしまうと、グローブが収まるところがないため、安定しない毎回違う投げ方になってしまいます。

最後に

キャッチボールは野球の基本中の基本です。
漠然と投げるのではなく、一球一球丁寧に意識して練習することで着実に成長します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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