バッティングのタイミングが合わない、取れない人へ

バッティングのタイミングが合わない、取れない人へ

「バッティングのタイミングが合わない、取れない」
「自分にあった打ち方を知りたい」
「もっとボールを遠くに飛ばしたい」

という方に向けて記事を書いています。

こんにちは。
デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。

今日は、バッティングの7割を占めるといっても過言ではないタイミングの取り方についてご紹介していきます。

目次

はじめに

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タイミングが取れない、タイミングが合わない、タイミングが遅れている、などよく聞く言葉ですね。

長嶋茂雄さんは、バッティングフォームうんぬんは関係ない、バッティングの9割はタイミングと語っているほど大事なものであるのは間違いないですね。
では、タイミングとは何でしょうか。

野球でいうタイミングとは・・・
投手が投げてくるボールに対して、バットを強くぶつけることです。

自分の力が最大限発揮できるスイングでボールにミートすることをタイミングがしっかりとれているといいます。

ボールに当てにいってもダメですし、ただマン振りしてもダメです。
強く振ってボールに当てることを前提として考えていきましょう。

タイミングを取りやすくする動き

錦織圭選手など、プロのテニスの試合をテレビでみたことがあるでしょうか?
テニスは時速200キロのボールが飛んでくるのを打ち返すスポーツです。

そのため、体を小刻みに動かして反応よくどのボールにも対応できる構えで、相手のサーブを待ちます。
バッティングでも近いものがあります。

打てない打者は、ピッチャーをじーっと見つめて固まってしまっています。
よく取り入れている動きは以下ですので参考にしてください。

・足を左右小刻みに動かす
・バットを軽くゆらして構える
・後肘を閉じたり開いたりする

などが、代表的な動きですので、動き出すタイミングが掴めない、構えたまま固まっているなと感じる方は、取り入れてみてください。

歩くスピードとタイミングは関係している

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歩くスピードは人それぞれ違いますよね。
速い人もいれば遅い人もいます。
自分で無意識におこなっているものです。

この歩くスピードが、バッティングのタイミングをとるスピードにもつながっています。
歩くスピードが速い人は、ノーステップ打法や1、2と打っていくようなタイミングを遅めにとるのが合うといわれています。

歩くスピードが遅い人は、ゆっくりタイミングをとるため、一本足打法やすり足打法が向いているといわれています。
この後、タイミングの取り方を説明していくので、頭の片隅にでも置いといてください。

タイミングの取り方の種類

一本足打法

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知っているとは思いますが一本足打法は、前足を上げて軸足一本で立ち、打ちにいくバッティングフォームです。
一本で立つためフラミンゴ打法ともいわれています。

前の足を大きく上げて反動を使って打つため、ボールへの力は伝わりやすいです。
ただ、足を上げる分下半身がぶれやすいため下半身と上半身のバランスをしっかり保つ必要があります。

一本足打法で高い打率を残す東京ヤクルトスワローズの青木選手は、「軸足でボールを見る感覚」という表現を使っています。

一本足打法のタイミングの始動は、以下を参考にしてください。

■一本足打法:始動のタイミング
・ピッチャーが動き出したら自分も始動を開始する
・ピッチャーが足を上げたら自分も足を上げる
・ピッチャーのボールを持っている手が下におりたら自分も足を上げる。

一本足打法は大きくタイミングをとっていくため、動き始めもはやいです。
大体上記3パターンに当てはまってくるので、タイミングを取り始めるきっかけが合わない・分からなくなったら試してください。

すり足打法

すり足打法は、足を上げるのではなく、すり足で動かすバッティングフォームですね。
利点は、足を上げないことで頭の上下動が少なくてすみ、ボールが見やすくなる点です。

反動をつけて打たないことで、調子の波が比較的小さいこともメリットです。
一本足打法に比べると飛距離は落ちてしまうのでアベレージヒッター系の打ち方でもあります。

すり足打法のタイミングの取り始めは、

■すり足打法:始動のタイミング
・ピッチャーが前足を踏み込んだとき
・ピッチャーの重心がバッター方向に向かってきたとき

くらいが理想的です。

ノーステップ打法

ノーステップ打法は、足を大きく広げてステップしないで打つ打法ですね。
メリットは、体のブレが全くないためボールに当てるのが容易になる点です。

カットボールや、ツーシームなど小さい変化球が多いメジャーリーグでは、一番見られるバッティングフォームです。
ただ、日本人がノーステップ打法を長期的に取り入れるのはあまりオススメできません。

日本人は、欧米人と比べて、骨盤がまっすぐに入っています。

欧米人は、骨盤が斜めに入っているため、地面を蹴りやすく体が作られています。
100m走でアジア系が欧米人に勝てないのもこの骨盤の影響があります。

蹴り足ができている欧米人がノーステップ打法で打つと、足を上げなくても下半身で蹴って強い力が出せますが、日本人はノーステップ打法で強い力を出すことはできません。

特例は大谷選手くらいです。

ノーステップ打法を取り入れるなら、追い込まれ後や調子が悪い時くらいにして自分のメインのバッティングフォームとしてはやめておきましょう。

ノーステップ打法でのタイミングの取り方は、両膝に意識を集中させ、膝を積極的に動かしてタイミングをとっていくと、上下のバランスが合い振りやすくなります。

まとめ

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今日はタイミングの取り方についてご紹介しました。
自分に合ったタイミングの取り方をバッティング練習でいろいろ試してみるのがいいですね。

阿部慎之助選手(現読売ジャイアンツ二軍監督)は、一本足打法ですが追い込まれるとすり足打法に変えるなど、ストライクカウントによってタイミングの取り方を変えるのも大切です。

また、次回の記事で書きますが、タイミングで一番良くないのが、「構え遅れ」することです。
自分の準備ができる前にピッチャーが動き出してしまい、タイミングが完全に遅れるとチャンスは減ります。

バッターは基本的に受け身ですが、自分のタイミングにピッチャーを取り込むくらいの準備が大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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