バッティングでこねてしまってゴロ量産。対策や練習方法を紹介
★「バッティングでこねてしまいゴロを量産してしまう」
★「カーブを打つとゴロしか飛ばない」
という方に向けて記事を書いています。
こんにちは
セガサミー野球部、デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。
今日は、バッティングでこねてしまう方に向けて対策方法をご紹介していきます。
試合になると、ゴロしか飛ばない、引っ掛けてセカンドゴロゲッツーばかり打ってしまうあなた!参考にしてみてください。
はじめに
"こねてしまう"というのは、バッターだったら必ず悩んだことのある現象だと思います( 一一)
特に、スライダー、カーブなどの縦系の変化球がくるとバットの下にボールが当たりゴロの確率があがってしまいますよね。
縦系の変化球が来た時に、ファーストゴロ、サードゴロが増えてしまう状態。すなわち、こねてしまっている状態は、
手首が通常よりも早く返ってしまう状態を指します。
手首が早く返ると、ボールの外側を上から叩くような形になるので
右バッターならサードゴロ、左バッターならファーストゴロが増えます。
こねてしまう原因も一概に、「これだ!」というのは決めつけられません。
こねてしまう原因
・右バッターなら右の手首(リスト)が強い。
・アウトサイドインのスイング軌道
・手元が上にあがってしまう
・引っ張りの意識が強い
などの色々な原因があります。
原因が違うと対策法も違うので、自分にあった練習方法や意識改革を取り入れてください。
ここでは、「引っ張りの意識が強い」「アウトサイドインのスイング軌道」の方に向けて書きます
一番上に書いてある「右バッターなら右の手首が強い。左バッターなら左手首が強い」方は、手首の使い方を両手均等にする必要があります。
特に右投げ右打ちの選手は右手首が強いため、こねてしまう選手は多いです。
このような選手は、反対側の手首を器具を使って鍛えてください。
対策①ボールの内側を打ちにいく
手首が早く返ってしまう選手は、ボールの外側を叩いています。
打つときにボールのどこをみているでしょうか。
ほとんどの選手がボール全体を漠然とみています。
じゃあボールのどこをみるのが正解なのか。
ピッチャーが投げたボールの内側半分をみてあげることが正解です。
ボールの内側を見て打とうと思うと、両手が体から離れていくことを防ぐことができます。
そして、両手が自然とたたまれて理想のスイングをすることができます。
ボールの内側を打ちにいくイメージをつけることで、手首の返りを遅らせることができます。
実際にボールの内側を打てたかどうかはどうでもいいです。
打ちに行く気持ちが大切です。
対策②バットを太いグリップに変える
人間の体は、握るものが細ければ細いほど手首の力を使いやすく、太いほど手首を使えないようになっています。
ゴルフでもグリップを細くすると手首が返りやすくなり引っ掛けが多くなります。
グリップを太くすると、手首が使いにくくなり、押し出す球が増えます。
金属バットのグリップを二重にして少し太くするだけでも、引っ掛けてゴロになる打球は減ります。
極太グリップ木製バットもネットで販売しているので、練習で取り入れてもいいですね。
ただ、グリップが太くなればなるほど、打球は飛ばなくなります。
打球は飛ばなくなっても、体や腕の使い方は覚えられるので、極太グリップはオススメです(^^)/
対策③センターフライを打つ意識でバッティング
ゴロの打球が多い時、引っ掛けが多いときは、手首もそうですが後ろの肩(右バッターなら右肩)が前にでているケースがよくあります。
これは人間の本能で、ゴロを打とうと思うと後ろの肩が前にでて、ボールの上からバットをかぶせてスイングしてしまいます。
センターフライなど外野フライを打つ意識でバッティングすると後ろの肩が前にでてこないので、引っ掛けのゴロが出る可能性も減ります。
やってはいけない練習方法
・逆手打ち
・両手の間隔を離してうつ
これらの練習方法は、引っ掛けてしまう、こねてしまうという記事によく書かれている練習方法です。
手首の返しや使い方を覚えるのには有効的な練習方法ですが、「引っ掛けてしまう」「手首をこねてしまう」という選手には逆効果の練習です。
逆手、両手の間隔を空けての練習法は、通常よりもヘッドの返りが早くなります。
逆方向に弱い打球が多い、引っ張ることができない選手向けの練習法なので、こねることが多い選手は、取り入れないようにしてください。
終わりに
こねてしまうのは悪いことばかりではありません。
エンドランの時は強制的にこねてゴロを転がす必要があります。
こねる打ち方はゴロの打ち方と似ています。
打ちたいところに、打ちたい打球を飛ばせるのがバットコントロールが良い巧打者の特徴です。
チームバッティングに必要な意識や練習方法はこちらからご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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