ボールを遠くに飛ばす方法 バットヘッド編
「打球が飛ばない、しっかりミートできない」
「バットの重さを上手く利用して打ちたい」
という方に向けて記事を書いています。
こんにちは
デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。
今日は、バットヘッドを上手く使えない選手に向けて、どうしたらバットの重さを最大限利用して、遠くにボールを飛ばすことができるのかをご紹介していきます!
野球をやり始めた選手は、バットヘッドの重みを感じて打つのは難しいので、野球を3年以上やっている方か、中学生以上の選手に参考にしていただけたらと思います。
はじめに
しっかりバットを振れているのに打球が飛ばない、ゴロしかいかないという選手は、バットヘッドを上手く使えていない可能性が高いです。
分かっていると思いますが、バットヘッドとはバットの先端の部分です。
バットは先端が一番重くつくられています。
そのため、このヘッド(先端)の重みを利用してボールに力を加えた方が効率よく飛ばすことができます。
バットを反対にして芯の部分をもってスイングしてみてください。
全く力が伝わらない感じがすると思います。
この状態が全くバットヘッドを上手く使えていない状態です。
バットヘッドを効率よく使い、強い打球を打てる選手になりましょう。
グリップは手のひらではなく指で握る
バットヘッドを上手く使う上でかかせないのがグリップです。
グリップの握り方一つで打球がかわってきます。
バットヘッドが上手く使えない選手は、バットを手のひらではなく指に引っ掛けるようにしてください。
指に引っ掛けるように握ると、手首に力が入にくくなり効率よくスイングできます。
手をグーにして手首を前後に揺らしてみてください。
手首が全く使えていない感覚がわかりますよね?
これはバットを手のひらで握っている状態と同じです。
手の平を広げて、力を抜いて手首を前後に揺らすと手首が使えている感覚がわかると思います。
この感覚でバットを握る必要があります。
またバットを握る強さは、必要最小限の力で握ってください。
力を入れると手首が固まってしまいます。
ヘッドを上手く使う感覚は、トンカチで釘を打つときの感覚に似ています。
釘を打つとき、強くトンカチを握ったら効率よく釘に力が伝わりません。
構えで力を抜いているから、インパクトで力を発揮できます。
以下を注意して練習してみてください。
2、 ヘッドを利かせたいときは、手のひらでなく指で握る
ちなみに、手が小さい子どもは指に引っ掛けるように握れません。
手のひらで握って構わないので力を抜いて構える感覚を身に付けましょう。
バットヘッドを投手側に倒して構える
バットヘッドが上手く使えない選手は、バットヘッドを投手側に倒して構えてください。
元近鉄バファローズの中村紀選手は、バットヘッドを上手く使う天才です。
中村紀選手も現役時代は、バットヘッドを投手側に倒して構えていました。
ではなぜバットヘッドを投手側に倒して構えるとヘッドが上手く使えるようになるのでしょうか。
バットヘッドを投手側に倒してそのままスイングすることは不可能です
必ず元の位置に戻して打ちにいくと思います。
バットヘッドを投手側に倒しておくと、打ちにいくときにバットヘッドが遅れて出てくる感覚になります。
その遅れて出てくる感覚が、バットヘッドを使う感覚なのです。
この感覚を身に付けるために、素振りやティーバッティングでバットヘッドを投手側に倒して打ちにいく練習を入れてみてください。
実際の試合でヘッドを投手側に倒して打ちにいくと、振り遅れる可能性が高いためあまりオススメはできません。
あくまで、バットヘッドの感覚を身に付ける練習だと思って取り入れてみてください。
上手くヘッドを使えるようになると、インパクトの音が鋭くなってくるので楽しくなってきます!
アウトコース低めを振る練習
バットヘッドを利かせる感覚を掴むには、アウトコース低めを振るのが一番早いです。
バットヘッドを上手くつかない選手の多くは、インコース高めを大根切りするようにスイングしています。
こうゆうヘッドを上手く使えない選手は、素振りでアウトコース低めを振ることができません。
アウトコース低めを振ってごらん。といっても
真ん中高めくらいをスイングしてしまいます。
お父さんお母さんが動画を撮ってあげて、子どもに見せてあげると気付くと思うので、やってみてください。
ヘッドが上手く使えているかいないかの診断方法にもなりますので、試してみることをオススメします。
最後に
バットの重さを上手く使って、ボールに力を使える技術はボールを遠くに飛ばすために必須の技術です。
この感覚を掴めるようになると、打球の質が変わってくるので、いつもなら内野ゴロの打球が外野へ抜けていったり、外野フライの打球が外野の頭を越していく打球に変化していきます。
一つの打ち方に固執せずに、色々な練習方法を取り入れて柔軟ばバッティングを身に付けていってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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