【カウント別】相手バッテリーの配球を読んで攻略しよう
「指導者をしているから、最低限の野球の知識を知りたい」
「チームに必要な選手になるために、試合中何を考えていればいいか覚えたい」
という方に向けて記事を書いています。
こんにちは
デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。
今日は、少年野球の選手や親御様向けではなく、中学生以上の選手や、指導者の方に読んでもらいたい記事を書いていきます!
はじめに
少年野球のうちはいいですが、中学、高校、大学野球へと進むにつれ、打席に入ってただ打つだけの打者にはあまり価値がありません。
野球はチームで戦っているので、自分が打つ、打たないしか考えていない打者がチームにいると勝利から遠ざかるからです。
イニング、得点差、アウトカウント、走者の状態、次のバッター、予想される作戦、相手の守備位置、投手の守備能力、バントの構えをすると相手投手はどちらにスタートを切るか、球種によって野手が守備位置を変えていないか。
などを打席に入る前に頭にいれて打ちいく必要があります。
カウント別にどんなことを考えるべきなのかをご紹介していきます。
0-0
球種、コース共に好きな狙い方ができるカウントです。投手は無意識にストライクを欲しがる傾向があります。
常に相手バッテリーの初球に注目しておく癖をつけましょう。
投手からすると初球はストライクを取りたいし、打たれなくもない精神状態なので、勝負球でくる可能性が高いです。
そのため、0-0のカウントと2-2のカウントは同じボールが来る可能性も高い傾向にあります。
※エンドランやバントなど作戦が多いカウントです
1-0 1ボール0ストライク
初球がボールになったため、バッター有利なカウントです。
有利なだけに難しいボールに手を出さないことが大切です。
傾向として、内角にくる可能性は低いので、アウトコースの甘いストライクボールを打ちにいくのがセオリーです。
タイミングが合わなかったら打たないくらいの余裕を持って打席に入りましょう。
※エンドランやバントなど作戦が多いカウントです
2-0 (2ボール0ストライク)
長距離を求められているバッターは絶好球だけを待つカウントです。
バッテリーはカウントを取りにくるので、カウント球が何のボールかベンチにいるときから研究しておきます。
難しい球や苦手なコース、タイミングが外れたら手を出さない準備をしておきましょう。
長打力がないバッターは、無理に打ちにいく必要のないカウントです。
コントロールの良い投手の場合は、バッティングチャンスなので積極的に振っていきましょう。
※エンドランやバントなど作戦が多いカウントです
3-0 (3ボール0ストライク)
相手投手のコントロールや試合状況、自分の打力を考えて、待つのか、強振していくのかを決めましょう。
強振していくと決めたら自信を持って振りに行くことです。
バッティングチャンスではあるものの、意外にプレッシャーのかかる場面でもあるため、失敗を恐れない思い切りのよさを忘れないようにしましょう。
強打者相手には、ストレート系のボールより、スライダー系のボールがくることが多いです。インコースのストレートはほぼありません。
0-1 (0ボール1ストライク)
バッター不利なカウントです。
このカウントでは、バッターはストライクゾーンを広めにとり、自分の弱点や苦手な球種への対応力を高めていく意識が必要です。
強く打つことは忘れて、力を抜いて対応力重視に頭を切り替えてください。
1-1 (1ボール1ストライク)
2球続けて投手のボールを見ることができたため配球の読みを生かせるカウントです。
バッター不利なカウントだけに、狙い球は決めにくいです。
真っ直ぐにタイミングを合わせて変化球に対応していくのか、ヤマをはって打ちにいくのかをはっきり決断していきましょう。
※エンドランやバントなど作戦が多いカウントです
2-1 (2ボール1ストライク)
ピッチャー有利でもバッター有利でもない五分五分のカウントです。
バッテリーは3ボール1ストライクにしたくないため、やや安全策の配球をとる傾向にあります。
その日ピッチャーが一番ストライクを取れている球種を頭に入れて打ちにいくことが大切です。
追い込まれるのか、バッター有利になるのかの分かれ目のカウントでもあります。
※エンドランやバントなど作戦が多いカウントです
3-1 (3ボール1ストライク)
カウントを一番取れるボールをキャッチャーは要求します。
絶好のバッティングカウントです。
試合中に相手バッテリーのカウント球を注視しておく必要があります。
試合が緊迫してチャンスの場合は、強振は心掛けずミートする意識をもつことも必要です。
狙い球やタイミングが外れたら、バットを止める勇気やテクニックが必要になるカウントでもあります。
※ランエンドヒットが多いカウントです
0-2 (0ボール2ストライク)
フルスイングは出来ないカウントです。ストレート7割、変化球3割くらいのイメージでタイミングをとって打ちにいけるのが理想です。
高めに外しくるバッテリーなら、その高めを狙うのも直球に強いバッターなら作戦の一つです。
1-2 (1ボール2ストライク)
フルスイングを避けたいカウントです。
甘いストレートを見逃し三振することだけは避けなくてはいけません。
0ボール2ストライクと似たようなカウントと認識しても大丈夫ですが、盗塁が出てくるカウントでもあるので頭に入れておきましょう。
2-2 (2ボール2ストライク)
バッテリーは3ボール2ストライクに絶対にしたくないカウントであるため、意外にコントロールが乱れるカウントでもあります。
このカウントでもフルスイングする意識は消してください。
投手は決め球を低めに投げてくるカウントでもあるため、変化球の対応を頭にいれておくべきです。
ヒットエンドランの多いカウントです。
※サインが出やすいカウントです
3-2(3ボール2ストライク)
このカウントでも強振するのは避けましょう。
捕手の性格が一番よくでるカウントでもあります。
自分が打席に入っていないときでも、どうゆうボールを投げているのか注視する必要があります。
右打者対右投手、左打者対左投手の対戦の場合、内角のストレートがくることはまずありません。
ただ、右打者対左投手、左打者対右投手の場合は、意表を突いてインコースのストレートを投げてくることがありますので、頭の片隅にインコースのストレートも入れておきましょう。
最後に
何も考えていないで打席に入る打者と、考えて打席に入る打者では、監督やコーチからの信頼感も断然にかわってきます。
また、考えて打席に入るバッターは失敗を次に生かせるため、成長していきますし、波が少くなりチームに必要な選手になっていきます。
配球はキャッチャーだけが考えるものではありません。
プロ野球の試合を見ながらでも配球の勉強はできますので、中学生になったら配球の勉強をはじめましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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