【指導者必見】チームを勝利に導くチームバッティング13選
「最低限抑えとくべきチームバッティングが知りたい」
「何を意識させればいいのかわからない」
という方に向けて記事を書いています。
こんにちは、デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。今日はチームバッティングについてお話します。
チームバッティングといっても様々なシチュエーションでのチームバッティングが存在します。
バント、送りバント、セーフティーバント、スクイズ、プッシュバント、ギソウスクイズなどバント一つでも10種類以上のバントの戦略があります。
本日はその中でも、比較的に試合ででやすいチームバッティングを記載していきます。
チームバッティングを必要とされる中学生野球以上の選手、監督、コーチにお勧めです。
チームバッティングは、自分を犠牲にしてチームのためにするバッティングです。
野球は組織で戦うスポーツです。自分を犠牲にできる選手が一人でもチームに多くいる方が勝つ確率は必然的にあがります。
試合で突然チームバッティングをしようとしても成功の確率は低いです。
チームバッティングの練習を定期的に取り入れてくれるチームはいいですが、あまり練習する機会を与えてくれないチームの選手は、バッティング練習のときに自分でシチュエーションを考えて、チームバッティングを取り入れてください。
練習でできないことを、試合では絶対にできません。
自分には送りバントは出ないだろうという気持ちは捨てて、チームのために準備しておきましょう。
また、チームバッティングを練習する量は、少なくても問題ありません。
必要なのは、1球で必ず成功させる集中力です。
ただチームバッティングしているだけでは意味がありません。
いつも以上に集中して練習しましょう。
最低限、取り入れるべき13種類のチームバッティングをご紹介します。
1. ヒット狙い
「ヒット狙い」を実施しているチームは多くないと思いますが、大事なチームバッティングです。
ヒット狙い=単打狙い です。
ヒット狙いのサインが出ると、バッターはコンパクトなスイングを心掛ける必要があります。そうするとテークバックが小さくなり、ミート率を上げることができます。
外野の頭を超えるような打球を打ってはいけません。レフト前、センター前、ライト前の単打を打つ練習をしましょう。
2. ランナー3塁外野フライ
外野フライ(犠牲フライ)を打つ練習を取り入れましょう。
外野フライを打つポイントは、高めのストライクゾーンを意識すること、逆方向を意識することです。
右バッターなら右中間、左バッターなら左中間に打つイメージをしてバッターボックスに入ってください。
3. ランナー1塁バント
一塁側、三塁側どちらにも転がせるように練習しましょう。
送りバントは決めて当たり前と思われているため、必要以上に緊張してしまう選手が多いです。
練習するときに、失敗したら罰ゲームをするなどして緊張感を持って練習しましょう。
4. ランナー1・2塁バント
このケースでの送りバントは三塁手にボールをとらせるのがセオリーです。
5. セフティー
セーフティーバントにもいろいろなセーフティーバントがあります。塁に出ることが目的のセーフティーバント、送りバントの延長のセーフティーバント。自分がどのセーフティーバントをしているかを意識して練習しましょう。
長打力があるバッターもバントの練習は必ずしておきましょう。
プロ野球でクリーンアップを打つような選手はバントしないため、4番にバントは必要ないと思われがちですが、負けたら終わりのWBCなどでは、4番など関係なしにバントをしています。
みなさんの試合もほとんどが、負けたら終わりのトーナメントだと思います。
打順に関係なくバントの練習をするようにしましょう。
4番バッターがバントを成功するとチームの士気も一気にあがります。
6. バスター
バスターの練習では、一塁側、三塁側に強いゴロを打つイメージで行ってください。
バントの時から、一塁手、三塁手の動きを見る癖をつけられるようにしましょう。
7. バスターエンドラン
バスターエンドランは、相手チームに見抜かる確率の高いサインです。
どんなにばれないようにバスターエンドランを実行しようと思っても7割以上の確率で敵ベンチ、敵キャッチャーに雰囲気で気付かれます。
バッターは、バントする雰囲気を出せるように日頃から練習しておきましょう。
ランナーも、リードが大きくなる、重心が2塁ベースによってしまうなど、傾向がでないように注意しましょう。
バスターエンドランは失敗する確率がとても高いです。
最低限バットに当ててファールにできる練習をしておきましょう。
8. プッシュバント
プッシュバントの理想はセカンドにボールを捕球させることです。
9. スクイズ
練習の時からどこにボールが来ても絶対にバットに当てるという気持ちをもって練習してください。
10.ランナー2塁進塁打
このケースでは、バッターから見て投手より右側にゴロを転がすことが求められます。
右バッターなら流し打ち、左バッターなら引っ張りです。
きれいな打球を打つ必要はありません。
右バッターならポイントを後ろに、左バッターならポイントを前にするなど、練習を重ねるうちに、コツをつかめるようになります。
11.ランナー送りヒットエンドラン
ランナー送りヒットエンドランの絶対条件はゴロを転がすことです。
このサインがでるときは、バントのサインを出しにくいカウントです。
2ボール2ストライク,1ボール2ストライクのなどのバッター不利なカウントでサインがでます。
また、ピッチャーのコントロールも比較的に良いときにサインがでます。
打者不利なカウントになったときに、最低限ゴロを転がせるように練習をしておきましょう。
バントが下手な選手にも良くでるサインです。
12.ヒット狙いエンドラン
ヒット狙いエンドランは、1、2点勝っているとき、もしくは5、6点差で負けているときに出る確率の高いサインです。
ライナーゲッツーでも問題ありません。
チャンスを広げ、ビックイニングを狙うサインです。
また、ヒットを狙いに行くことによって、コンパクトのスイングになります。
テークバックが小さくなってミート率があがります。
バスターエンドラン、ランナー送りエンドランなど、色々なエンドランがありますが、
基本はヒット狙いのエンドランの練習をすることが望ましいです。
試合で一番効果的なエンドランもこのヒット狙いエンドランです。
13.ファール打ち
相手投手のレベルが高くなると、簡単に打ち崩すことはできません。2ストライクに追い込まれたら1球でも多くピッチャーにボールを投げさせて、流れを変えることが大切です。
日頃からファールを打つ練習をいれておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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