体を上手く動かす能力は、5歳から11歳までに決まる。少年野球で取り入れるべきこと

デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当の大久保泰成です。

今日は、ゴールデンエイジについてお話していきます！

目次

1. 1.体を上手く動かす能力、（調整力）は5歳から11歳までに決まる
2. 2.80種類の動きを取り入れる
3. 3.いい動きを正しくみにつける
4. 4.一番最初に出会うコーチ、監督は重要
5. まとめ

1.体を上手く動かす能力、（調整力）は5歳から11歳までに決まる

体を上手く動かす能力、（調整力）は5歳から11歳までに決まります。
調整力とは、俗に"才能"といわれます。
中学生の時に運動神経が良くない友達が高校、大学になって運動神経が良くなった、という話はあまり聞いたことがないと思います。

これは、調整能力が小学生の時に既に発達してしまったからです。
脳の発達は生まれた瞬間から始まります。
２歳には約50％が出来上がり、残りの50％弱は、11歳までに発達されるといわれています。

調整能力が小学生で決まる、とわかっている方は多くないです。
体が大きくなるのは中学生ですし、頭が良くなるのもこの時期だからです。

脳の発達と、体をうまく動かす調整能力の仕組みをよく理解して、お子さまを成長させましょう。
ちなみに、この5歳～11歳までの体をうまく動かす調整力が一番磨かれる時期をゴールデンエイジといいます。

80種類の動きを取り入れる

それでは、この5歳～11歳までに何をしたら良いのかを説明します。

人間の動きには約80種類の動作があります。
歩く、走る、投げる、ひねる、泳ぐ、蹴る、打つ、登るなどです。

この時期に一つでも多くの動きを取り入れてください。

色々な動きを取り入れることで、体をうまく動かす能力が磨かれていきます。

野球だけやっていても、調整力は磨かれません。

サッカーや水泳、ラグビーをやって違う動きを取り入れるのもいいです。
公園で、ジャングルジムや滑り台、アスレチック、木登りを取り入れてもいいです。
とにかく色々な動きを取り入れることを意識してください。

海外では当たり前になっていて、ラグビーと野球の両立や、バスケットボールと野球の両立などが

当たり前になっていますよね。

一つのスポーツを継続する時期は15歳からで問題ありません。

良い動きを正しく身につける

80種類の動きの大切さはわかっていただけたと思います。
ただ、デタラメな動きはいけません。

野球で例えるなら、この時期に正しい投げ方、打ち方、走り方、取り方を学ぶことが大切です。ゴールデンエイジは吸収力が抜群に高いため、間違った動きを取り入れるスピードも早いです。

お父さんが野球をやっていない選手の方が、子どもの吸収スピードが早く、どんどん上達していきます。
これはどうゆうことかというと、中途半端に野球をやっていたお父さんが、子どもにあれこれと指導すると、

間違った癖がついてしまうからです。

間違った癖がついた選手は、癖をとってあげるところから指導する必要があるので、

野球をしたことがない子どもより成長するのが難しいです。

自分の指導や投球フォームに自信のあるお父さんは、どんどん教えてあげてください。
野球をしたことがないお父さん、お母さんは、子どもに技術指導はせず、プロに任せてください。

子どもはお父さんの投げ方をみて、投げ方を覚えます。
キャッチボールをするときも注意が必要です。

一番最初に出会う監督・コーチは重要

この時期に根性論だけの監督、体を動かすことの楽しさを教えることができない指導者に出会うと、調整力が磨かれるどこらか、野球を嫌いになります。

もしまだお子様がチームに入っていないとしたら、こんなポイントをチェックしながら入団するか決めるとよいです。

・子どもが楽しそうではない
・コーチがどなってばかりいる
・体力をつけさせるためにトレーニングばかりしている
・勝利至上主義の考え方をしている

まとめ

ここまで、5歳～11歳までに必要なことを書きました。

ポイントは、
・ひとつのスポーツだけをするのではなく、外遊びや他のスポーツを取り入れる
・楽しく遊ぶことを一番重視する
・初めてはいる野球チームは重要
・親御様が野球をしたことがない場合は、プロに任せる

最後までお読みいただきありがとうございました。

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