子どもをプロ野球選手にさせたいなら、右打ちになれ！

という方に向けて記事を書いています。

こんにちは。
デーブ大久保スマホ野球塾ブログ担当、右打ち左打ち外野手の大久保泰成です。

今日は、子どもが少年野球をしている親御様から、最も多く質問される、プロ野球選手になるには、右打ちと左打ちどっちがいいの？という方向けの記事を公開します！

はじめに

この記事は、野手の方向けに書いていますので、投手の方の参考にはなりません。
投手が一番プロ野球選手になれる確率が高いです。中学校の野球部で部員が40人いるとしたら、ピッチャーはせいぜい5，6人です。全体の10％前後、多くても20％程度だと思います。
プロ野球界はどうでしょうか。
チームの半数以上が、投手登録されています。打者、野手としてプロ野球選手になりたい方に見ていただけると参考になるかなと思います。

右投げ右打ちがプロ野球選手に一番近い

何で右投げ右打ちのショートの選手が一番プロ野球選手になれる確率が高いのでしょうか。
・求められているのは右打ち

プロ野球のスタッフやフロントは、右打ちの打者を求めています。
では、なぜ右打ちの打者を求めているのでしょうか。

主な理由はです。

1 左打ちの打者はすでに腐るほどいる

10～20年前に、野球を始めた子どもたちが今、プロ野球界の主力として活躍しています。
では、10～20年前に野球界でスターだった選手は誰でしょうか。

イチロー選手、松井秀喜選手です。

イチロー選手や松井秀喜選手に憧れていたため、少年野球でも一気に左打ちの打者が増えました。
その結果、今のプロ野球界には左打者が溢れています。

監督・コーチは、同じタイプの打者は試合に使いにくいです。

その競争の中で勝ち上がっていかないと試合に出場できないため、左打ちの打者は不利といえるでしょう。
2　右打者の方が試合に使いやすい

プロ野球では、左打者よりも右打者の方が試合に使われやすいです。

ご存知だと思いますが、左打者対左ピッチャーの対戦は、打者が不利とされています。
その理由は主に2つあります。

★左ピッチャーと対戦する回数が少ないため見慣れない、経験値が少ない

右打者も左打者も左ピッチャーとの対戦経験は右ピッチャーと比べて少ないと思います。
ただ、野球経験者ならわかりますが、左対左は背中側からボールがきます。

恐怖感もあり、慣れない為、どうしても左ピッチャーに苦手意識を持つ左打者は多いですし、監督・コーチも左対左に良いイメージは持ちません。

★背中側からボールが来るため、かかと足体重になる

左バッターは、バットを振った流れで一塁ベースに走れるため、内野安打が多いです。
内野安打が欲しいから左バッターになった選手もいます。

ただ、このバッティングを続けていると一塁ベースに行きたい思いが強くなり、体が一塁ベース側に流れ気味になります。
左対左は体を開かないで打つことが鉄則です。
体が開く左バッターを見ると、監督・コーチは試合に使いづらくなります。

その点、右バッターは野球を始めた頃から右ピッチャーと当たり前のように対戦しているため、苦手なタイプはいない選手が多いです。

ライバルが多い左打ち

プロ野球の各球団のレギュラー外野手は、右投げ左打ちのバッターがめちゃくちゃ多いです。
糸井選手（阪神タイガース）、青木選手（東京ヤクルトスワローズ）、亀井選手（読売ジャイアンツ）、吉田選手（オリックスバファローズ）、筒香選手（元横浜ベイスターズ）、丸選手（読売ジャイアンツ）、福留選手（阪神タイガース）、柳田選手（ソフトバンクホークス）、西川選手（日本ハムファイターズ）などなどです。

何故かというと、単純に右投げ左打ちの選手は人数が多いです。
ライバルに勝ち抜かないと試合に出られないため、勝ち抜いた選手はレベルが高いです。

右投げ左打ちの外野手は溢れているため、右投げ右打ちの選手は、チームにとって貴重な存在です。
広島カープの鈴木誠也選手などを見ていれば分かりますよね。

最後に

今から子どもに野球をやらせるなら、まずは右バッターとして始めるべきです。
右バッターはやっぱり違うと思ってから左打ちにさせても遅くないです。

ただ、できれば中学生に上がる前にはどっちで打つかを決めておいてください。
中学生以上の年齢で利き打ちを変えて、会得するのは難しいです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

体を上手く動かす能力は5歳～11歳で決まる

最後までお読みいただきありがとうございました。

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