デーブ大久保に聞きました！変化球を上手く打つには？ ～デーブ・ベースボールアカデミー卒業式～

大前提として、見たことない変化球は打てない。
法政大学に入ったとき、上級生が投げてくるスライダーを見て、「これはヤバいな、全然見えない、こんなスライダー初めてみた」と思った。

だけど、練習を繰り返して一年後には、その投手のスライダーをホームランにすることができた。
慣れてくれば、体も反応してくる。慣れることが大事。
150キロのストレートを打つのもそうだけど、感じたことがなければ打てない。

これから高校にいっていきなり、全部の球を打とうなんて思わない方がいい。
見たことない球がバンバンくる。いっぱい練習してボールをたくさん見れば慣れて必ず打てるようになる。

技術的な面について。

技術的なことについては、いかに「ピッチャーに胸を向けないか。後ろの肩が出てくるのを我慢できるか」が大事。
変化球が打てないバッターは後ろの肩が出てくるからボールとの距離をとれなくて打つことができない。

練習では、横向きのままバットを振り終わるくらいの気持ちでやっていく意識が大事。

副島コーチと言いたいことは一緒。俺は、いかに前の肩が開かないかを意識していた。
右バッターなら左肩。左バッターなら右肩が開かなければいつでも打てる。

後は、変化球を変化球と思わないこと。
ストレート、スライダー、カットボール、ツーシーム、シュート、フォークなどの速い系の変化球は全部同じタイミング、1.2の3で打つことができる。打たなくてはいけない。
これらのボールは1種類だと思って打ちに行く、そうゆう練習を入れていく。

カーブだけは別。
カーブは、1.2のぉぉ3でタイミングを取らないと打てない。
難しく考える必要はない。

バッティングセンターで150キロのボールと100キロのボールどっちが打つの簡単？
100キロだよね。
変化球は緩いボールだから「打ちやすいんだ」って自分で思い込む事も大事。

肩口からのカーブはとびついて良い。
肩口からのカーブほど、ヒットになりやすいボールはない。

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